意思

自分で何かを決めることがとても苦手だ。

それは優柔不断とか、完璧主義とかそういった理由はもちろんあるんだけど、もっと根本的な原因としてこれまで自己決定というものをしてこなかったからだと思う。

大学を選ぶときは、1年生の時模試の成績がたまたま良くて、担任に勧められたところを何となく志望校にしてしまっていたし、それと自分の意思との境界線について意識することもなかったのでそれに抵抗を感じることもなかった。

就職の時も自分で決断できなくて迷いに迷った覚えがある。

小さい頃から親が過剰に口を出してくる家庭だったので、抵抗さえ覚えなければ従うだけでよくてすごく楽だったんだろう。

 

選択をするというのに本当に疲れる。

例えば休みの日にどこかに遊びにいくとして、絶対に最適なところに行かなければならないという強迫観念みたいなものがあるので、どこで何をやっているか入念に調べて、自分が今何をしたいかを考えて、気がついたら午後になっていたりする、みたいな無駄なことも多々ある。

最適な選択とか絶対的な正解とか、常に100点でなければならないと思うと足がすくんで動けないもので、人生の大きな決断の場面だとものすごくプレッシャーだったり。

その割に他人に決めてもらう分には割と抵抗が少なかったりするのは俺の卑怯なところだと思うんだけど。

 

もっと良い選択肢があるとしても、80点ならまあいいか、とか、複数ある正解のうちの一つを選べればいいやみたいな考えができると良いのだけどなあ。

怖いんだよな。